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フェイスリフト解説ガイド

フェイスリフトは、ほうれい線を取り除くリフトアップ手術です

切る手術と切らない手術

フェイスリフトの手術というと、
「切るか、切らないか」という大きな選択肢が提示されます。

「切るフェイスリフト」というのは、余分な皮膚を切り取ってたるみを引き上げる方法のことです。
確実にたるみを取ることのできる、唯一の方法です。

「切らないフェイスリフト」というのは、皮膚を切らず、糸などを用いてたるみを引き上げる方法のことです。
傷が残らないのが最大の特徴です。

ここではより詳細なそれぞれの良し悪しと、具体的な施術方式を見ていきましょう。

切るフェイスリフト

切る手術は傷が残るので誰でも抵抗があることと思いますが、切る手術以上に若返り効果のある方法はない、と言えるでしょう。

もし、切らない方法で切る方法と同様の効果が得られるものがあれば、切る方法を受ける人は誰もいなくなり、ニーズがなくなります。

今も美容外科で切るリフトを受ける人がたくさんいるという事実を見ると、効果で考えれば【切る方法>切らない方法】というのは明らかです。

切るフェイスリフトでは目立ちにくい部分から皮膚を取り除くため、傷あとはよく見ないとわからない程度です。
そして、切り取ったたるみの分(大体指の幅で1本分くらいです)が一度リセットされ、新たに時間が経って行きますので、切り取ったたるみの分は一生少ない状態になります。

※以下、本当に詳しく知りたい方向けとなりますが、補足となります。
切る方法に関する2つの論点についてまとめてみました。
自分自身でかなり詳しい所まで納得していきたい方は飛ばさずにお読みください。
(この下には、【具体的な施術方式ごとの解説】をご用意しております)

その①:SMASについて

SMASというのは「顔の皮膚の下にある筋膜」のことです。
一般的にフェイスリフトを専門に行う医師は、切るリフトの場合皮膚のたるみだけを切って引っ張るというわけではなく、ある程度皮膚を剥離(皮膚を裏側から剥がすこと)してSMASから引き上げます。

皮膚だけを切ると、あまり変化がなかったり、傷の幅が広がったりする可能性があるからです。
よほどの事情があって皮膚だけを切り取って終わりにする医師はもしかしたらいるかも知れませんが、専門の医師はまず間違いなくSMASから引っ張っているようです。

また、剥離の範囲をどれくらい行うかは医師の考えによるものが多いようです。
それぞれのメリット・デメリットについてまとめてみました。

■剥離を広くするメリット
・術後の戻りが少ない(という考えに基づいている)

★剥離を広くするデメリット
・変化が大きく、他人に気付かれる可能性が高い
・腫れが強く出やすい
・包帯などで圧迫固定をする場合がある
・手術時間が長くかかり、料金も高め
・神経損傷、感染などを起こすリスク

■剥離を広くしないメリット
・やり過ぎた感じの少ない、自然な変化
・腫れが少ない
・包帯など必要でないことが多く、職場や家族に気付かれにくい
・手術は長時間かからないことが多いので比較的体への負担も少なく、良心的なクリニックではその分料金を抑えて設定してある
・神経損傷、感染などのリスクは低め

★剥離を広くしないデメリット
・術後の戻りがある(と言われている)

その②:術後の戻りについて

切るフェイスリフトは皮膚のたるみを確実に減らすことのできる唯一の方法で、アンチエイジングとしては究極のものと言って良いでしょう。

それでも加齢を止める方法ではないので、時間が経つとまた自然なたるみが出てきます。

手術の直後はかなり引っ張られた感じで引き上がりますが、それはやや不自然に感じられることもあります。

腫れが引いて徐々に自然になって行きますが、術直後と比べると少し戻ったような印象を受ける方もいるようです。
もちろん術前と比べると確実にたるみは減っていますので、術直後の状態から比べて3割ほど戻るような感じです。

経験の豊富な医師によると、
どんなに剥離を広くしても、どんなに手術のうまいといわれている権威的な医師がやってもある程度の戻りは感じられることが多いようです。
戻るのをいかに少なくするかは
『フェイスリフトを専門とする医師にとって究極の課題』
だそうです。

剥離の広めな医師と広めでない医師のどちらの手術も経験のある方が言うには、
『A先生のところではすごくお金がかかった(数百万かかったそうです)のに、痛くて、腫れて、それなのに少し戻った。
B先生のところでもやっぱり同じくらいは戻ったけど、術後が楽で、お金も安くて、結果的にはB先生の方が断然良かった』とのことです。

対応する箇所などによって、
「切るフェイスリフト」には色々な手法、デザインがあります。あなたの希望や状態、予算に応じて、組み合わせて行うことが出来るので先生に相談してみるのがいいと思います。

それでは具体的な方法を見ていきましょう。

代表的な“切るフェイスリフト”

1.耳の前で上から下まで切る方法
―スタンダードなホホの若返り―

最も一般的なカットです。
名称としては、クリニックによってフェイスリフト、トータルフェイスリフト、ミドルリフトなどと呼ばれます。

法令線をもっとも効果的に引き上げ、ホホのたるみを改善する手術です。

1回の手術で、大きな改善効果が期待できます。

腫れはほとんどなく、傷も最終的にはよく見なければわからない程度です。

耳の前で真っ直ぐに切る方法(A)と、耳の縁に沿って切る方法(B)とがあります。
料金はやや高くなりますが、当然(B)の方がキズは目立ちません。
顔全体の印象が若々しく、明るくなる手術です。

糸による「切らないリフトアップ」と組み合わせると、より高い若返り効果と、たるみ予防が期待できます。

頬やアゴに余分な脂肪が多い方は、同時に脂肪吸引を行うと、より効果的に顔が引き締まります。

腫れ

中等度 あまり気にならないレベル 髪でカバーしやすいです。
ただし、脂肪吸引を行ったときは、1週間程度の腫れがあります。

痛み

麻酔が切れてから少し痛みはでるが、処方される痛み止めで我慢できる程度。

通院

抜糸が必要なクリニックと不要なクリニックがあります。
ご希望のクリニックにお問い合わせ下さい。

2.耳の上だけでカットする方法
―最もキズが小さく、周りに気付かれたくない方に―

耳の上だけでカットする方法

なるべく傷が目立たないように、最小限のカットで引き上げる方法です。

名称としてはクリニックによってミニリフト、プチリフト、マイクロリフトなどと呼ばれます。

顔にもっとも年齢を感じさせるのが法令線。そこにピンポイントで働きかけます。

耳の上の方から髪の毛の中まで、約3センチだけを切り、そこから精一杯上後方に引き上げる方法で、腫れはかなり少ないです。髪を上げても傷はほとんど目立ちません。

キズが短いので1番目のフェイスリフトに比べると効果は劣りますが、まわりに気づかれず、さりげなく、でも効果的に若返りたい方にお勧めです。

短い髪の男性にも人気で、最も気軽に受けられる手術です。

糸を使った「切らないリフトアップ」と組み合わせると、小さいキズでより高い若返り効果とたるみ予防が期待できます。
費用を抑えたい方にも適した方法です。

腫れ

かなり少ない。帰りに買い物や食事なども可。

痛み

麻酔が切れてから少し痛みはでるが、処方される痛み止めで我慢できる程度。

通院

抜糸が必要なクリニックと不要なクリニックがあります。
ご希望のクリニックにお問い合わせ下さい。

3.耳の下から裏まで切る方法
―あごのフェイスラインが気になる方に―

耳の下から裏まで切る方法

口角の下のマリオネットラインのたるみ、あごのフェイスラインのブルドッグのようなたるみを大きく改善できる手術です。
あごや口元がすっきりとシャープさを取り戻し、小顔効果もあります。

デザインや縫合が難しい手術で、できるのは日本国内でも経験豊富な医師のみです。
頬とあごの脂肪吸引を同時に行うと、よりフェイスラインがすっきりします。

腫れ

中等度 耳の下なので髪でカバー出来ることも。
ただし、脂肪吸引を行ったときは、1週間程度の腫れがあります。

痛み

麻酔が切れてから少し痛みはでるが、処方される痛み止めで我慢できる程度。

通院

抜糸が必要なクリニックと不要なクリニックがあります。
ご希望のクリニックにお問い合わせ下さい。

4.1と3を合わせた方法
―法令線からあごのラインまで大きな変化を望む方に―

1と3を合わせた方法

鼻から下全体を、1回の手術でしっかり引き上げることのできる方法です。
もちろん料金はやや高めになりますが、かなり満足度が高いのが特徴です。

腫れ

中等度 耳の下なので髪でカバー出来ることも。
ただし、脂肪吸引を行ったときは、1週間程度の腫れがあります。

痛み

麻酔が切れてから少し痛みはでるが、処方される痛み止めで我慢できる程度。

通院

抜糸が必要なクリニックと不要なクリニックがあります。
ご希望のクリニックにお問い合わせ下さい。

5.ネックリフト
―首の縦じわが気になる、首を隠しがちな方に―

ネックリフト

年齢の表れやすい首のたるみを改善し、縦じわに効果を発揮します。

首の後ろからうなじにかけて、髪の毛の生え際で切りますのでアップにしなければ傷跡は普通見えません。顔のフェイスリフトで法令線を改善したあと、さらに首が気になる方にも。
『ハイネックの服から解放された』、『スカーフを巻かなくてもよくなった』と、大きな満足を得られる施術で人気があります。

鼻から下全体を、1回の手術でしっかり引き上げることのできる方法です。
もちろん料金はやや高めになりますが、かなり満足度が高いのが特徴です。

腫れ

かなり少ない。帰りに買い物や食事などする方もいるようです。

痛み

麻酔が切れてから少し痛みはでるが、処方される痛み止めで我慢できる程度。

通院

抜糸が必要なクリニックと不要なクリニックがあります。
ご希望のクリニックにお問い合わせ下さい。

切らないフェイスリスト

アンチエイジング目的で、少しでも傷を残したくない、切らなくても効果のある方法をお望みの方にお勧めです。

切るリフトと併用してより効果を高めたり、まだたるみの出ていない若い方などが予防として受けたりすることもあります。

さまざまな種類の糸を使い、切る方法に比べ効果は少ないがキズが残らないというのが一般的な特徴です。

1.フェザーリフト
―傷を残したくない方、まだ目立たないが、少しでも若く見られたい、現状を維持したい方に―

フェザーリフト

引っかかり構造のある特殊な糸を皮下に入れ、コラーゲン産生を促進させ、しわ、たるみの進行を予防する方法です。
APTS、シルエットリフト、ハッピーリフト、Vリフトなど様々なメーカーの種類があります。

切るリフトに比べると、引き上げ効果はそれほど大きなものではありませんが、ヒアルロン酸の注入では物足りなくなったけどキズが残るのには抵抗があるという方に人気の方法です。 また、ヒアルロン酸と併用したり、ほかのフェイスリフトと組み合わせたりすると、その状態を長くキープするのにとても効果的です。

糸は溶けずに残るものと、1年ほどで溶けてなくなるものがあります。溶けるものでも、溶けるまでにコラーゲンが産生されているため、しわ・たるみの予防効果は4~5年続くといわれています。

腫れ

軽度。帰りに買い物や食事などする方もいるようです。

痛み

麻酔が切れてから少し痛みはでるが、処方される痛み止めで我慢できる程度。

通院

抜糸がなく、通院は不要です。

2.他の方法で引き上げる糸のリフト
―切らずにしっかり効果を実感したい、傷を残したくない方に―

他の方法で引き上げる糸のリフト

皮膚を切らず、フェザーリフトより大きな引き上げ効果を発揮する方法があります。
皮膚の下に糸を輪のようにかけ、巾着のように皮膚を引き上げる方法です。ループリフトなどという名称で行っているクリニックもあるようです。使うのは針と糸だけですので、傷が残りません。頬・あご・首・こめかみなどさまざまな部分に可能です。

ほかのフェイスリフト手術と組み合わせると、より大きな若返り効果が期待でき、満足度を高めることができます。

たるみが上に引き上げられるため、一時的に糸の輪の部分に膨らみができることがあります。
丈夫な糸を用いますので、効果は1~2年続くと実感される方が多いようです。

腫れ

軽度。帰りに買い物や食事などする方もいるようです。

痛み

麻酔が切れてから少し痛みはでるが、処方される痛み止めで我慢できる程度。

通院

抜糸がなく、通院は不要です。

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